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2018.10.02

横浜ダンスコレクション2019 コンペティションI・II ファイナリスト決定

1996年に「若手振付家の発掘・育成」を目的にスタートし、24回目を迎える国際的なダンスフェスティバル「横浜ダンスコレクション」。
このダンスフェスティバルの核となるコンペティションでは、時代を共有して身体と表現に新たな視線を向ける「振付」のオリジナリティーに価値を置いています。
審査員による映像・書類審査を経て、過去最多の35か国 246組の応募者から、「コンペティションI」では、10組(日本・韓国・台湾・中国・フィリピン・ラトビア)のファイナリスト、また「コンペティションII新人振付家部門」では、12名のファイナリストが決定しました。


コンペティションⅠ
35か国208組の応募から選考されたファイナリスト10組による作品上演
本選: 2019年2月9日(土)・10日(日) 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール

■ファイナリスト(五十音順、年齢=2018年7月20日応募締切時点)                                 
振付家名 年齢 出身地作品タイトル
岡本 優 30 東京都マニュアル
貝ヶ石 奈美 30 福岡県Dripping grain boundary
下村 唯 31 山口県亡命入門:夢ノ国
宝栄 美希 32 石川県a bulb
乗松 薫 / 鉄田 えみ / Myung Hyun Choi   35 / 32 / 35   愛媛県 / 熊本県 / 韓国  The Ignited Body
Chen Yi En 26 台湾Self-hate
Jana Jacuka 23   ラトビアFAUX PAS
Japhet Mari Cabling 25 フィリピンnothing|special
Subin Kang 29 韓国Cut
Tan-ki Wong / Sze-yeung Justyne Li   37 / 39 中国・香港  Division

□審査員(五十音順)
岡見さえ(舞踊評論家)
近藤良平(コンドルズ主宰・振付家・ダンサー)
多田淳之介(東京デスロック主宰・富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ芸術監督)
浜野文雄(新書館「ダンスマガジン」編集委員)
矢内原美邦(ニブロール主宰・振付家・演出家・戯曲作家・近畿大学准教授)
サンソン・シルヴァン(在日フランス大使館文化担当官)
グザヴィエ・ぺルソン (アンスティチュ・フラセ横浜 館長)
エマール・クロニエ(フランス国立ダンスセンター 副ディレクター)


コンペティションII 新人振付家部門
振付家としての活動を目指す新人38名から選考されたファイナリスト12名による作品上演
本選:2019年2月7日(木)・8日(金) 横浜にぎわい座 のげシャーレ

■ファイナリスト(五十音順、年齢=2018年7月20日応募締切時点)                                       
振付家名 年齢 出身地作品タイトル
青柳 万智子 21     東京都うたかた
荒俣 夏美 24 千葉県春が落ちてきた
大森 瑶子 22 神奈川県    三角コーナーに星がふる
甲斐 ひろな 23 東京都プリティ・ヴェイカント
神田 初音ファレル     23 静岡県社会の窓
Nishi Junnosuke 24 鹿児島県隣人の
藤本 茂寿 24 福岡県off body
古澤 美樹 22 神奈川県あたしら、ほんとはあたしなの
古薮 直樹 21 兵庫県!-Exclamation point
本城 祐哉 21 兵庫県react
三田 真央 24 埼玉県reincarnation
横山 八枝子 24 東京都silence

□審査員(五十音順)
伊藤千枝(珍しいキノコ舞踊団主宰・振付家・演出家・ダンサー)
ヴィヴィアン佐藤(美術家)
柴幸男(ままごと主宰・劇作家・演出家)
浜野文雄(新書館「ダンスマガジン」編集委員)

横浜ダンスコレクション 2019 METHOD /SPACE / PRESENCE
24回目を迎える横浜ダンスコレクション2019では、「METHOD /SPACE / PRESENCE」をキーワードに、独自の表現で国際的にも影響を与え続けるアーティストを取り上げます。また、日本、アジア、世界の振付の現在地に触れることができるコンペティションや、ダンスの魅力を開く屋外パフォーマンスなどの多彩なプログラムを、横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜にぎわい座のげシャーレで3週に渡って繰り広げます。 身体を巡る深い思考や一貫した創作コンセプトを結晶化し、多様なアートフォームを越境しながら日々更新を繰り返して独自のメソッドを獲得するアーティスト。そのような軌跡や思考が空間に溶け込みながら存在し、または、変容する過程に、いま、ここにしかない時空が立ち上ります。情報過多の現代にある私たちが、そのような時空に共存して、表現の特異性と創造の豊穣を知覚する機会になることを願います。
会期:2019年1月31日(木)~17日(日)
会場:横浜赤レンガ倉庫、横浜にぎわい座 のげシャーレ