PROGRAM
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コンペティションI

38ヶ国187組の応募から、映像・書類審査により選ばれた5ヶ国10組のファイナリストによる作品上演

@横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール

2.8 [sat] 15:00 ※上演順未定

ブルー・カウィング

『Experimental Relationships』

リン・ティンシュイ

『Deluge』

イム・ソンウン、アン・ヒョンミン

『Nuisance』

下島礼紗

『オムツを脱いだサル』

Von・noズ

『不在をうめる』

2.9 [sun] 15:00 ※上演順未定

リン・チュンウユ

『A Pillow Song』

ラウル・エル・ラキティコ・ジュニア

『Transacting Comfort』

敷地 理

『happy ice-cream』

ソン・ユンジュ

『Pillar of Mind』

横山彰乃

『水溶媒音』

審査員

岡見さえ(舞踊評論家)、北村明子(振付家、ダンサー、信州大学人文学部 准教授)、近藤良平(コンドルズ主宰・振付家・ダンサー)、多田淳之介(東京デスロック主宰)、浜野文雄(新書館「ダンスマガジン」編集委員)、サンソン・シルヴァン(在日フランス大使館文化担当官)、グザヴィエ・ぺルソン(アンスティチュ・フランセ横浜 館長)、エマール・クロニエ(フランス国立ダンスセンター 副ディレクター)
・その他、海外のフェスティバル等から提供される各賞の審査員は、各国のダンス専門家が務めます。

ブルー・カウィング

ブルー・カウィング

香港に拠点を置くインディペンデント・ダンスアーティスト。香港演芸学院にてコンテポラリーダンスと振付を専攻し、2010年に学士号を取得。『Time Lag』は第44回香港アーツフェスティバルの香港ジョッキークラブ・コンテポラリーダンス・シリーズ「ダンス・オフ」での初演を皮切りに、福岡ダンスフリンジフェスティバルvol.10やNDAニューダンス・フォー・アジア国際フェスティバル(韓国)でも上演された。『Time Lag』は香港ダンスアワード2017で最優秀振付賞にもノミネートされた。

リン・ティンシュイ

リン・ティンシュイ

2019年7月に台北で初演を迎えた『The Invincible Swiftness of Golden Crow』が第24回MASDANZA(スペイン・グラン・カナリア島で開催される国際コンテンポラリーダンス・フェスティバル)の振付コンペティションに選出され、同年10月に上演。CoDance Festival 2019に最新作『Deluge』が招聘され、台北の烏梅劇院で上演。同作は第18回台新芸術賞にもノミネートされた。また福岡ダンスフリンジフェスティバルvol.12から招聘を受けソロ作品『Nobody Remembers』を上演。

イム・ソンウン、アン・ヒョンミン

イム・ソンウン、アン・ヒョンミン

イム・ソンウン
コンテンポラリーダンス・カンパニー〈ゴブリン・パーティー〉所属の振付家、ダンサー。ダンスに留まらない多様な振付作品を発表。自らが観客に伝えたい事柄を追求し、的確な動きに変換していく作品づくりを実践。

アン・ヒョンミン
<ゴブリン・パーティー>所属の振付家、ダンサー。観客とのインタラクションを重視し、独自の動きを編み出す作品づくりを追求。多くの観客を魅きつけ、世界中で作品発表することを志す。

下島礼紗

下島礼紗

1992年生まれ。鹿児島県出身。7歳より、鹿児島にてダンスを始める。ジャズダンスやよさこい踊りを中心に活動。桜美林大学に入学し、大学にてコンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。これまで、木佐貫邦子、伊藤千枝、近藤良平(コンドルズ)、上村なおか×笠井瑞丈等の作品に出演。2013年にダンスカンパニー〈ケダゴロ〉を結成し、全作品の振付・演出を行っている。ソロ作品『オムツをはいたサル』は、横浜ダンスコレクション2017コンペティションⅡにて、最優秀新人賞、タッチポイントアートファウンデーション賞を受賞し、ハンガリーのフェスティバルディレクターBataritaからの指導を経て、その後、国内外10ヶ所のフェスティバルで上演。

Von・noズ

Von・noズ

上村有紀と久保佳絵で2014年に結成。主な振付・構成・演出を上村有紀が行う。表面からは知りにくい隠された感情や姿に焦点を当て、日常に潜むひずみを捉えるダンス作品の在り方を模索中。
ネクストリーム21優秀賞、ダンスがみたい!新人シリーズ 新人賞

リン・チュンウユ

リン・チュンウユ

台湾生まれ。カリフォルニア芸術大学で学士号、国立台北芸術大学で修士号を取得。彼女のプロジェクトはこれまでThe National Culture and Arts Foundation(台湾)、Cloud Gate Art Makers Project、 Lo Man-Fei Dance Fundから助成を受ける。またアメリカン・ダンス・フェスティバル(ADF)から奨学金を取得。ブラウンシュヴァイク国立劇場でアーティスト・イン・レジデンスを行う。これまでワールド・ダンス・アライアンス・アメリカ大陸(WDAA)カンファレンス&フェスティバル、CoDance Festival、ワールド・ダンス・アライアンス・アジアパシフィック(WDAAP)国際若手振付家プロジェクトなど数々のフェスティバルなどに招聘され、2015年と2017年にはS-An Aesthetic Awardを受賞。台北フリンジフェスティバル2019では最新作『Wonderland』が最優秀ダンス作品賞を受賞。

ラウル・エル・ラキティコ・ジュニア

ラウル・エル・ラキティコ・ジュニア

フィリピン拠点の振付家ラウル・”ブボイ”・ラキティコ・ジュニアは、反直感的事象を意識的に追求する振付に関心を寄せる。これまでフリンジ・マニラ2017で『Karera』を上演、振付コンペティションWifiBody.Ph 2018 で『Transacting Comfort』が大賞を受賞、フィリピン文化センターによるChoreographers Series: Koryolab19で『Mano:fracture』を上演するなど、様々なプラットフォームで作品を発表し評価を得てきた。マレーシアのアーツセンター、リンブン・ダハンによる「Southeast Asian Choreolab 2019」に参加。またソリストとして2015年に韓国国際モダンダンスコンペティション(KIMDC)で韓国ダンス連盟賞を受賞。〈ダロイ・ダンスカンパニー〉のシニアメンバーとして各地で公演を行う。

敷地 理

敷地 理

人体彫刻におけるポージングの選定と舞踊における振付の類似点、メディアとしての生身の身体への関心からパフォーマンスを作り始める。あらゆるものが均質化し擬似化していく中での現実感の獲得と、上演空間を批判的に捉えることを目指し創作を行う。

ソン・ユンジュ

ソン・ユンジュ

振付家。成均館大学校卒業。〈Nowasong Dance〉主宰。韓国の若手振付家コンクールで大賞受賞。東亜舞踊コンクール(韓国)で2位入賞。

横山彰乃

横山彰乃

2016年女性のみのダンスカンパニー〈lal banshees〉を立ち上げ。
TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARDファイナリストに選出され、自身の振付による2作目をシアタートラムで上演。
ヒップホップ、モダンダンスをベースとし、中性的で音と動きの関係性が深い独特の振付を展開。自身で楽曲制作、美術デザインを行い感性を生かした創作を行う。普通の事をファンタジックに切り取り現実に戻す音楽的ダンスを体現する。