PROGRAM
6

中川絢音 <水中めがね∞>『にほンダてだッテ』

ダンスクロス


  • 12.08 [Fri] 19:00
  • 12.09 [Sat] 16:00
@横浜にぎわい座 のげシャーレ

YDC2021-DECコンペティションIで受賞し、フランスでのレジデンスを終えた中川絢音の現在地を示すダブルビル。『my choice, my body,』はコンペティションI受賞作であり、日本の現代ダンスの到達点として必見の作品。3人のダンサーが摺り足、能面等の日本の舞踊の象徴的表現を用いてアイデンティティを問い、コンテンポラリーダンスを再解釈する。同時上演の新作は、2017年コンペティションIIで<水中めがね∞>作品として発表し、リクリエーションを重ねる『絶滅危惧種』の最新版。地球を種の“繁殖部屋”と仮定し、存在の意味を問う作品が、中川の振付・演出・出演のソロ作品となる。

『my choice, my body,』

  • 演出・振付: 中川絢音
  • 出演: 金 愛珠、(以下、<水中めがね∞>)根本紳平、中川絢音
  • 楽曲制作: OKSS  
  • 共催: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
  • 助成: ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル、公益財団法人セゾン文化財団
  • 協力: フランス国立ダンスセンター(CN D)

新作(タイトル未定)

  • 演出・振付・出演: 中川絢音
  • 共催: 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
  • 助成: ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル、公益財団法人セゾン文化財団
  • 協力: フランス国立ダンスセンター(CN D)

中川絢音

演出家、振付家、ダンサー。幼い頃から異質な二種の古典舞踊(バレエと日本舞踊)、その後ストリートダンスを学び、桜美林大学で演劇を専攻する。在学中の2011年にカンパニー<水中めがね∞>を立ち上げ、振付作品の発表を開始。個人と社会、身体に沈澱する歴史性の考察、タブーを恐れぬ表現が注目される。2017年にYDCコンペティションII、2018年コンペティションIのファイナリストに選出。2021年12月のコンペティションIで『my choice, my body,』を上演し、審査員賞と在日フランス大使館賞のW受賞を果たした。多様な舞踊が交錯する身体、演劇的視座による振付・演出で高く評価されている。