横浜Solo x Duo <Compétition> +
国内外の新進振付家を発掘・支援・育成することを目的として開催されるコンペティション。8カ国133組の応募者の中からビデオ審査を経て選ばれたファイナリスト15組が、身体表現の可能性に挑戦します。新たな才能の誕生の瞬間をお見逃しなく。
■日程:2010年2月4日(木) 19:00開演(18:30開場)
[振付家] Lee Dong Won、松崎えり、関典子、山﨑麻衣子/渡辺久美子<パギ>
■日程:2010年2月5日(金) 19:00開演(18:30開場)
[振付家] Zyda Marie Baaya、きたまり、南弓子、三東瑠璃/小暮香帆/篠ヶ谷美穂<japonica-ponica>
■日程:2010年2月6日(土) 15:00開演(14:30開場)
[振付家] Baek Howool、笠井瑞丈、長内裕美、宇都縁
■日程:2010年2月7日(日) 15:00開演(14:30開場)*表彰式あり
[振付家] 荒木志水、Geon Hyauk Jin、岩渕貞太
■会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3階ホール
■料金:一般3,000円(当日3,500円)、学生2,000円(当日2,500円)、4日間通し券8,000円(前売のみ)
(チケット情報はこちら)
●全席自由
●公演順未定
コンペティション参加振付家プロフィール
(c) Lee Dong Won
Lee Dong Won
作品名:"To lost Everything"
作品名:"To lost Everything"
ダンサーとして<Arzia Modern Dance Company>に所属し、「One Dance Project Group」として積極的に公演活動を行っている。2008年ソウル・パフォーミング・アーツ・フェスティバル (SPAF) で最優秀賞を受賞。振付家としては、韓国文化芸術委員会により2009年から2010年まで、Arko Young Art Frontier奨学生として選抜される。近年は、フランスのサウンドデザイナー、Zent Jimmyと共に、ムーブメントやサウンドの真髄を追求した作品を発表している。
(c) TSUKADA Yoichi
松崎 えり
作品名:"tree"
作品名:"tree"
バレエを松崎すみ子、モダンを庄司裕、コンテンポラリーを能美健志に師事。1995年台湾国立芸術学院・舞踊科に講師として滞在。1997年ウィーンダンスフェスに奨学生として参加、研修。2001年イリ・キリアン/中村恩恵作品"BLACK BIRD"に出演。<noon>をたちあげ、2004年からは国内外で新作を発表。
(c) たかはし じゅんいち
関 典子
作品名:"犯情"
作品名:"犯情"
ドイツ生まれ、宝塚市出身。幼少よりクラシックバレエを学び、<H・アール・カオス>などに参加。近年はソロ活動を中心に、美術・音楽・殺陣など、他ジャンルとのコラボレーションも展開。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程満期退学。現在、神戸大学大学院講師。日本ダンス評論賞(2001年・2004年)、兵庫県芸術奨励賞(2008年)受賞。
山﨑麻衣子 / 渡辺久美子 <パギ>
作品名:"いつかは0に戻るから"
作品名:"いつかは0に戻るから"
大学で出逢い、創作活動を始める。卒業後女性3人ユニット<co.co.yo>で単独公演、「踊りに行くぜ!!vol.8」に参加。2008年デュオ<パギ>の活動を始動。Art Complex of Tokyoにて"ボブとワルツ"を発表。後、男女4人作品"痛いこと"、2009年"ワルツ"を発表。2人の共通言語である'素敵な身体'を目指し、日々鍛錬している。
2010年2月5日(金)
(c) Elise Corpuz
Zyda Marie Baaya
作品名:"Havaianas"
作品名:"Havaianas"
5歳の時、Nila Claravall-Gonzalesの下でバレエを学び始める。その後、何年かレッスンを中断するが、イロイロ国立高校の芸術特別課程で再びダンスを始める。2005年、Brezhnev Larlarにより<Footworks Dance Theatre>の一員として抜擢される。2007年1月、<Ballet Philippines>ダンススクールのカンパニー奨学生となる。現在、<Saint Benilde Romancon Dance Company>にダンサーとして所属している。Gerard Mercado、Noordin Jumalon、Geogette Sanchez、Christine Crame-Santillanに師事。
(c) 相模 友士郎
きたまり 【未来へはばたく横浜賞】
作品名:"女生徒"
作品名:"女生徒"
舞踏家・由良部正美の元で踊り始めた後、2001年~2005年まで<千日前青空ダンス倶楽部>のダンサーとして6カ国13都市の公演に参加。2003年自身のダンスカンパニー<KIKIKIKIKIKI>を設立し、主宰、振付家、ダンサーとして作品を手がける。2006年京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科卒業。「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2008」ではカンパニー作品"サカリバ007"を上演し、オーディエンス賞受賞。
(c) 清水 俊洋
南 弓子
作品名:"MUSHI-KERA"
作品名:"MUSHI-KERA"
京都市立芸術大学で美術を学び、後に身体表現に傾倒する。今貂子のもとで舞踏を学ぶほか、様々なダンス経験を経て、2004年より自ら舞台作品を創りはじめる。特異な身体と独特の世界観には定評があり、京都ダンスプロダクション2007(主催:京都芸術センター)、ダンスボックスセレクションなどに選出される。最近は舞台作品の他にも、ミュージシャンとの完全即興セッションなども意欲的に試行している。 南弓子オフィシャルHP http://homepage3.nifty.com/q--p/m/
三東 瑠璃/小暮 香帆/篠ヶ谷 美穂 <japonica-ponica> 【審査員賞】
作品名:"そのにわ 例えば2つで1つとか"
作品名:"そのにわ 例えば2つで1つとか"
[三東瑠璃]1982年生まれ。ダンサー・振付家。<Leni-Basso>のメンバーとして、2004年からの全ての作品に参加。2007年<japonica-ponica>を結成後、2008年横浜ダンスコレクションRにて本選出場。これまでに、森下真樹作品や上島雪夫作品に出演。辻本知彦,群青,黒田育世,東野祥子,JUNらと共演。その他、ソロ作品を発表。吉祥寺シアター、セッションハウスなどで作品を発表。 日本女子体育大学学生への振付など。[小暮香帆]1989年生まれ。6歳より吉田久木子に師事。 2009年6月より<japonica-ponica>に参加。日本女子体育大学在学中。[篠ヶ谷美穂]1990年生まれ。 2009年6月より<japonica-ponica>に参加。日本女子体育大学在学中。
2010年2月6日(土)
Baek Howool
作品名:"Fade…"
作品名:"Fade…"
・学歴
2001年3月~2003年2月インチョン市立大学でモダンダンスを専攻。
・受賞歴
2007年CJヤングフェスティバル、ダンス部門
2008年チュンチョン国際マイムフェスティバルでDokkebi Award受賞
・振付作品
"i want to talk with u"
"it's raining"
"Fade…"
(c) 清水 俊洋
笠井 瑞丈 【特別賞】
作品名:"ラストマン"
作品名:"ラストマン"
笠井叡に舞踏を、山崎広太にダンスを師事。様々なスタイルのダンスのエッセンスを取り入れながら独自の世界観を持つ作品を発表している。自作のソロダンスだけでなく、デュオ作品やグループ作品の振付、他の振付家の作品への出演も積極的に行っている。2009年度文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてニューヨークで研修。
(c) 武井 礼美
長内 裕美 【若手振付家のための在日フランス大使館賞】 【MASDANZA-EU 賞】
作品名:"digitalis"
作品名:"digitalis"
4歳よりクラシックバレエを習う。お茶の水女子大学舞踊教育学コース卒業。在学中より<H・アール・カオス>等の舞台に出演。その後、級友と<プロジェクト大山>を結成し多数の公演に出演。一方で、独自の表現方法にも興味を持ち、ソロ活動も始める。2009年横浜ダンスコレクションRにて審査員賞を受賞後、仁川(韓国)の「Wiz World Dance Festival」や「踊りに行くぜ!!vol.10」にて同作品を踊る。また、2009年10月には<Dance Company MOO-E>主宰、振付家・ダンサーであるKIM Sung-yongの振付作品を韓国にて踊る。その他、若手作曲家の公演にて振付家・ダンサーとしても参加。自分の体に耳を傾けながら、創作活動に取り組む。
(c) 今井 慎太郎
宇都 縁
作品名:"equal"
作品名:"equal"
1986年生まれ。国立音楽大学在学時より、'音を他のメディアに変換する'というコンセプトのもと、音・映像・身体を使ったパフォーマンス作品を制作。現在、東京芸術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻在籍。
2010年2月7日(日)
(c) 木村 文平
荒木 志水
作品名:"シンドウトオン"
作品名:"シンドウトオン"
2002年から舞踏家、福原哲郎に師事し<東京スペースダンス>へ参加。2003年<伊藤キム+輝く未来>、2006年<Time and Locus>参加。07年<輝く未来>所属。08年<伊藤キム+輝く未来>イギリスツアー、ダンス白州などに参加。2009年 即興ユニット<lente.>結成。作品に"まどろんだ海"、"ロゼット"、"満月がなりやまない"などがある。
Geon Hyauk Jin 【審査員賞】
作品名:"Relationship"
作品名:"Relationship"
・学歴およびダンス歴
2008年~2009年グランドゼロ・プロジェクト(韓国)を指揮
2007年~2009年<Dance Company MOO-E>(韓国、日本)
2004年~2007年<GARIMDA Dance Company>(韓国)
2002年~2005年漢陽大学で、コンテンポラリーダンス修士号取得
・受賞歴
2007年 第37回Dong-Aダンスコンペティションで1等賞/2008年 第13回スペインMASDANZA国際コンテンポラリーダンス・フェスティバル、ソロ部門2等/2008年 第8回『Dance Magazine』誌「ダンス&ピープル」コンペティションで若手振付家賞
(c) bobu
岩渕 貞太
作品名:"タタタ"
作品名:"タタタ"
玉川大学にて演劇を専攻。演劇と並行して舞踏などを学ぶ。ダンサーとして矢内原美邦、伊藤キム、山田うん、室伏鴻などの作品に参加。2005年から作品を発表。2008年、創作支援公募プログラム「坂あがりスカラシップ2008」に選出される。主な作品は"smoke"、"double"、"タタタ"など。同年代アーティストの集団<群々>のメンバー。