9ヶ国106組の応募から映像・書類審査を経て選ばれた10組のファイナリストによる作品上演。
Competition I
コンペティションI
2.10 [sat] 16:00 ※上演順未定
Photo:bozzo
北尾 亘
『2020』
Photo:Junnosuke
田村 興一郎
『F/BRIDGE』
Photo:Laurent Garbit
タリノフダンスカンパニー
『フィクション』
Photo:Kim Ho Gyem
キム・ソヨン
『Selfish Answer』
Photo:OCS ALVAREZ
マイケル・バリー・アルバス・ケ
『NEGATIVES TO POSITIVE』
2.11 [sun] 16:00 ※上演順未定
Photo: Ivan Urban
大石 裕香
『ウロボロス』
Photo: Ami Hiraoka
四戸 賢治
『K(-A-)O』
Photo:bozzo
水中めがね∞
『絶滅危惧種~繁殖部屋にて~』
Photo: Kim Taekyung
チェ・ミンソン / カン・ジンアン
『Complement』
Photo: Lee Ju Sung
イー・ギョング
『A broom stuck in a corner』
JURY | 審査員
岡見さえ (舞踊評論家)、近藤良平 (コンドルズ主宰・振付家・ダンサー)、多田淳之介 (東京デスロック主宰・富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ芸術監督)、浜野文雄 (新書館「ダンスマガジン」編集委員)、矢内原 美邦 (ニブロール主宰・振付家・演出家・戯曲作家・近畿大学准教授)、ティエリー・ベイル (在日フランス大使館文化担当官)、グザヴィエ・ぺルソン (アンスティチュ・フランセ横浜 館長)、エマール・クロニエ (フランス国立ダンスセンター 副ディレクター)
この他、海外より提供される各賞の審査員は、各国のダンス専門家が務めます。
北尾 亘
1987年兵庫生まれ。幼少より様々なダンスを経験し、桜美林大学で木佐貫邦子に師事。ダンスカンパニー<Baobab>を主宰し、振付・構成・演出を担う。近藤良平や山本卓卓の作品に客演する他、演劇やCM、映画等への振付も多数手がけ、WSやアウトリーチ活動も行う。トヨタコレオグラフィーアワード2012オーディエンス賞受賞。第3回エルスール財団新人賞コンテンポラリーダンス部門受賞。
田村 興一郎
1992年生まれ新潟県出身。京都造形芸術大学にて寺田みさこ、伊藤キム、山下残からダンスを学ぶ。<Dance Project Revo>を立ち上げ、京都を拠点に振付作家・ダンサーとして国内外で活動中。お笑いダンスユニット<ムロタムラ>では関西地域の福祉施設を巡り、ダンスで人と触れ合う活動を行っている。横浜ダンスコレクションコンペティションⅡ奨励賞(2015)、最優秀新人賞受賞(2016)。振付作品『Yard』は横浜ダンスコレクション2017で初演し、JCDNダンス作品クリエイション&全国巡回プロジェクト”踊りに行くぜ!!”Ⅱ(セカンド) vol.7京都公演地元作品として上演。
タリノフダンスカンパニー
振付家・舞踊家の長谷川まいこと坂田守が2013年に設立。振付・構成・演出は協同で手掛けている。坂田は2012年度、長谷川は2013年度の文化庁の新進芸術家海外研修制度によりフランス・パリに2年7ヶ月滞在。現在は日本を拠点に国内外での公演、振付、ワークショップなど様々な活動を展開している。2014年にフランス・ヴィジールのFestival D’ICHI DANCE、イタリア・カリアリのFestival Cortoindanza、セルビア・ベオグラードのFestival of Choreographic Miniaturesの振付コンクールでそれぞれ1位。2016年MASDANZAグループ部門ファイナリスト。
キム・ソヨン
韓国芸術総合学校で学士号と修士号を取得。その後、プロフェッショナルダンサーとして活動。2012年、ウィーン出身のダンサー、アコス・ハルギタイのアクロバティックな動きとダンスを組み合わせた作品に出演。<R.seダンスカンパニー>と韓国国立コンテンポラリーダンスカンパニー主催・後援による数本のプロジェクトにも参加。それと平行して『Selfish Answer』、『Melancholy』、『Ssu dam Ssu dam』、『U&I』を創作。福岡ダンスフリンジフェスティバルとM1シンガポールに招待され、『Selfish Answer』公演。
マイケル・バリー・アルバス・ケ
フィリピン大学ダンスカンパニーのシニアメンバーとして国内外(アジア)での公演、コンペティション、フェスティバルのためのパフォーマンス、指導、振付を行っている。代表的な共同演出・共同振付フルレングス作品は、『Pavilion IV』および『A Wanderer in the Night of the World』。2016年7月、振付作品『Trespassing Thru』が韓国国際モダンダンスコンペティションのシニア男性部門で審査員賞受賞。『Negatives to Positive』が2016年のWifi bodyフェスティバルの振付家コンペティションで第1位と観客賞を受賞し、2017年にマカオで開催された第1回CDEスプリングボードダンスフェスティバルの招待作品に選ばれた。2017年7月、芸術監督クイック・スウィー・ブーンが率いるシンガポールの<ザ・ヒューマン・エクスプレッション・ダンスカンパニー>とのダンサー契約終了。
大石 裕香
2002年~2015年<ハンブルクバレエ団>に在籍。2012年<ハンブルクバレエ団>に『RENKU』を振付、ロルフ・マーレス賞を受賞。2013年以降、宝塚歌劇団への振付の他、世界バレエフェスティバル、エトワール・ガラ、東急ジルベスターコンサートなどで作品を発表。毎年、スイス、オリジンフェスティバルで新作を発表している。
四戸 賢治
岩手県滝沢村出身。幼少から社交ダンスを踊る。日本大学芸術学部卒業後、同大学院海外派遣奨学生としてドイツ・エッセンのフォルクヴァング芸術大学に入学。現在もエッセンに在住し、ソロ活動の他に<大東京舞踊団>と<ELTEN>を主宰。ドイツではインターナショナル・タンツテアター・フェスティバルの振付コンペティションにて優勝と観客賞を、国内では内閣総理大臣杯優勝、澤本徳美賞、SAF特別賞などを受賞。
水中めがね∞
2011年、中川絢音と水口愛那によって設立。振付を行う中川は、幼少時よりクラシックバレエと日本舞踊に触れて育ち、桜美林大学入学後より作品創作を開始する。人間社会においてのダンスの在り方・在処を模索し開拓することを目標に活動している。横浜ダンスコレクションコンペティションⅡファイナリスト(2017)、NEXTREAM21優秀賞(2017)、踊る。秋田ファイナリスト(2017)
チェ・ミンソン / カン・ジンアン
チェ・ミンソン:韓国芸術総合学校卒。振付課程修士号取得。2011~2016年 韓国国立コンテンポラリーダンスカンパニー。2016年 ソウルダンスコレクション振付賞受賞。振付作品『over and over』
カン・ジンアン:慶熙大学校卒。2011~2015年 韓国国立コンテンポラリーダンスカンパニー。2016年 ソウルダンスコレクション振付賞受賞。振付作品『Literally walking』
振付作品:<チョイカン・プロジェクト>『 I don’t know』、『Basic dance』、『2』、『Complement』、『82 VS 65』『Seolda-A-day you’re not familiar with』
チェ・ミンソン『over and over』、カン・ジンアン『Literally walking』
イー・ギョング
2017年韓国舞踊批評家協会、年間最優秀5作品受賞『Once upon a time』(ダンスカンパニー<Goblin Party>の一員として)。『Do you copy, Houston?』は、2016年日韓デュオダンスフェスティバル(セッションハウス)、2016年ソウル国際振付フェスティバル、招待作品として上演。また“Be right, be wise” <Goblin Party> は、2015年若手振付家フェスティバル、2015年春川アートフェスティバルで招待作品として上演。
[受賞歴]
『Do you copy, Houston?』:2016年国際デュオダンスフェスティバルにて最優秀作品賞
『Space Station』:2014年新人振付家コンペティション年間最優秀新人賞