振付家、ダンサー、そして領域を横断して活動するアーティストのエラ・ホチルド。森山未來と共同振付した『JUDAS, CHRIST WITH SOY』は、HONMOKU AREA-2(2015年)、横浜赤レンガ倉庫1号館(2017年)で上演され、大きな話題を呼んだ。インバル・ピント&アブシャロム・ポラック・ダンスカンパニー、バットシェバ舞踊団でダンサーとして活躍した後、2010年以降、自身の身体言語をつくりあげ、多様なアーティストとの共同製作に取り組んでいる。彼女の作品は、ダンス、美術、音楽の調和が特徴だ。オープニングを飾るのは、世界初演の『Futuristic Space』。物語の舞台は数千年後の未来。大きな災害が起きた後に生き残り、構築される社会のイメージや、自然と対峙する人類の弱さに迫る。舞台上では、大巻伸嗣の『Liminal Air-Space-Time』が融合する。
PROGRAM
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エラ・ホチルド『Futuristic Space』(世界初演)
オープニング・プログラム
Photo:yuval hidas
- 1.31 [thu] 19:30
- 2.1 [fri] 19:30
- 2.2 [sat] 15:00
- 2.3 [sun] 15:00
@横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
©Rolex/Robert Wright
エラ・ホチルド
イスラエル、アイン・ヴェレド生まれ。<インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック・ダンスカンパニー>、<バットシェバ舞踊団>でダンサーとして活躍。現在は振付家・ダンサーとして、精力的な活動を展開。2013年にベストパフォーマンスダンサーとしてDudu Dotan 賞を受賞。2015年にはベストコレオグラファーとしてOphirシアター賞にノミネート、2016年テルアビブ市より有望なクリエイターに贈られるRosenblumパフォーミングアーツ賞と文化賞を受賞。日本ではミュージカル『100万回生きたねこ』(2013年)のクリエーション参加や、森山未來との共作『JUDAS, CHRIST WITH SOY』を上演している。
Photo: 市川勝弘
大巻伸嗣
1971年、岐阜県生まれ。東京都在住。トーキョーワンダーウォール2000に『Opened Eyes Closed Eyes』で入選以来、『Echoes』シリーズ(資生堂ギャラリー、水戸芸術館、熊本現代美術館、東京都現代美術館等)、『Liminal Air』(東京ワンダーサイト、ギャラリーA4、金沢21世紀美術館 、アジアパシフィック・トリエンナーレ2009、箱根彫刻の森美術館等)、『Memorial Rebirth』(横浜トリエンナーレ2008)など、展示空間を非日常的な世界に生まれ変わらせ、鑑賞者の身体的な感覚を呼び覚ますダイナミックなインスタレーション作品やパブリックアートを発表している。
ゲルション・ヴァイセルフィレル
Photo:Saeki Yoshihiro
大宮大奨
Photo:三石章雅
笹本龍史
Photo:Hata Satoshi
鈴木竜
Photo:柘植伊佐夫
湯浅永麻