PROGRAM
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コンペティションI

35ヶ国 208組の応募から、映像・書類審査を経て、選ばれたファイナリストによる作品上演

@横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール

2.9 [sat] 16:00 ※上演順未定

貝ヶ石奈美

『零れ落ちる粒界』

宝栄美希

『a bulb』

乗松薫 / 鉄田えみ / チェ・ミョンヒョン

『The Ignited Body』

ジャフィット・マリ・カブリン

『nothing | special』

ワン・タンチー / リ・スヤン

『Division』

2.10 [sun] 16:00 ※上演順未定

岡本優

『マニュアル』

下村唯

『亡命入門:夢ノ国』

カン・スビン

『Cut』

チェン・イーエン

『Self-hate』

ヤナ・ヤツカ

『FAUX PAS』

審査員

岡見さえ (舞踊評論家)、近藤良平 (コンドルズ主宰・振付家・ダンサー)、多田淳之介 (東京デスロック主宰・富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ芸術監督)、浜野文雄 (新書館「ダンスマガジン」編集委員)、矢内原 美邦 (ニブロール主宰・振付家・演出家・戯曲作家・近畿大学准教授)、サンソン・シルヴァン (在日フランス大使館文化担当官)、グザヴィエ・ぺルソン (アンスティチュ・フランセ横浜 館長)、エマール・クロニエ (フランス国立ダンスセンター 副ディレクター)
その他、海外より提供される各賞の審査員は、各国のダンス専門家が務めます。

貝ヶ石奈美

貝ヶ石奈美

2009年ルードラベジャール卒業後、<ベジャールバレエ団>に研修生として入団。ヨーロッパ各地で踊る。2013年渡米、New Yorkでコンテンポラリーダンサーとして様々なアーティストと共演する傍ら、自らの作品を手がけ発表する。現在東京を拠点にダンサー、振付家として活動。コンテンポラリーダンスグループ<Noroc>主宰。

宝栄美希

宝栄美希

日本女子体育大学卒業。ラバンセンター留学。2016年より石川県に拠点を置きながらフリーの振付家/ダンサーとして国内外で活動中。

乗松薫 / 鉄田えみ / チェ・ミョンヒョン

乗松薫 / 鉄田えみ / チェ・ミョンヒョン

2016年、<太めパフォーマンス>(乗松・鉄田)とMyung Hyun CHOI とのマカオ・中国ツアーを実施。互いの作品性に惹かれ、2017年夏にMyung 主催のUnfinished Choreography Project で3週間仁川へ滞在し、共同制作した作品。仁川の他に北九州市枝光、福岡市、さいたま市、ハナム市(韓国)で上演。

ジャフィット・マリ・カブリン

ジャフィット・マリ・カブリン

ジャフィット・マリ・カブリンは、フィリピン人ダンスアーティスト。フィリピン芸術高校で民族舞踊、さらにフィリピン大学でダンスを学んで優秀な成績で卒業した。<フィリピン大学ダンスカンパニー>の前芸術助監督としてさまざまなダンス・舞台制作に携わり、国内外のワークショップ・マスタークラス・講座にも参加。若手振付家を対象としたWiFi Body New Choreographer’s Competition in 2014、そして最近のAlvin Erasga Tolentino Koryograpiya Award 2018でいずれも第1位を受賞するなど、その作品はフィリピンで数々の賞を受賞している。

ワン・タンチー / リ・スヤン

ワン・タンチー / リ・スヤン

ワン・タンチーとリ・スヤンは、香港で注目を浴びている新進気鋭の振付家。新世代のコンテンポラリーダンスアーテイストの中でもこの夫婦の実力は群を抜いている。二人は2006年、<Neo DanceHK>を結成し、ダンスの枠を超える優れた作品を発表してきた。優秀な振付家に贈られるHong Kong Dance Award for Outstanding Choreographyを2014年、ダンスへの功績を称えるOutstanding Achievement in Independent Danceを2011年に受賞。サウンドミキシングやダンスビデオにも挑戦している。

岡本優

岡本優

ダンサー、振付家。幼少よりクラシックバレエを学び、大学入学以降木佐貫邦子に師事。ダンス集団<TABATHA>主宰。笠井叡振付作品等に出演。圧倒的身体で観客を巻き込むパフォーマンスを得意とし、空間を選ばず国内外で活動。トヨタコレオグラフィーアワード2012ファイナリスト。こりっち舞台芸術まつリ2014春 俳優賞。

下村唯

下村唯

「すべての人と人が共生するための器としてのダンス」を掲げ活動。ダンス(時には演劇的手法)を使い、身近にある差別などの社会問題に対する自明性を浮き彫りにする。劇場など限定空間でしか生まれない、’人と人のつながり’を作品の重要な構成要素とし、観客との対話をそのまま作品に取り込む「ダンスコミュニケーション作品」を製作する。

カン・スビン

カン・スビン

横浜ダンスコレクション2012にダンサーとして参加した経験は、私にとってかけがえのない思い出だ。夢のようなステージ、親切なスタッフ、そしてパフォーマンスの一瞬一瞬は今でも忘れられない。それもあって、今度は自身で振り付けた作品をもう一度横浜で発表したいと思っている。

チェン・イーエン

チェン・イーエン

チェンは19歳の頃から、若手振付家対象のいくつかの舞台に関わってきた。2014年に大学を卒業した後、台湾最大のダンスカンパニー<Cloud Gate 2>にダンサーとして入団し、ロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場やニューヨーク・シティ・センターなどにおける国際フェスティバルに参加。2018年、<Cloud Gate 2>を退団し、台湾文化部の派遣計画によりパリ国際芸術都市にレジデントとして滞在。同年、グダニスクのダンスソロコンペティションに参加して、第3位に入賞した。

ヤナ・ヤツカ

ヤナ・ヤツカ

ダンサー・振付家のヤナ・ヤツカは、ラトビア文化アカデミーでコンテンポラリーダンスを専攻して卒業(学士号取得)。 その作品は、ラトビアやヨーロッパのいくつものコンテンポラリーダンスフェスティバルで上演された。現在はエストニアのPREMIERE 2019プログラム(若手振付家対象プロジェクト)に参加している。彼女の作品は、コンテンポラリーダンスを様々な形態の芸術(サーカス、オーディオビジュアルアート、美術、サウンドアート、劇場、映画など)と組み合わせ、重要なテーマをいかにボディランゲージで表現するかを追求している。