青空ダンス

25年に渡り国際的なダンスフェスティバル「横浜ダンスコレクション」をプロデュースしてきた横浜赤レンガ倉庫1 号館が、「横浜からダンスでつながる！」をキーワードに、ダンスなどの舞台芸術を広く発信するプロジェクトです。
横浜赤レンガ倉庫で働くスタッフや公募で選ばれた出演者等総勢32名が〈NHK〉2020応援ソング「パプリカ」振付など国内外で多彩な活動を展開している辻本知彦の振付によるオリジナルダンスを披露します。

2006年に結成、逆さから物事を考えることで新たな価値を創造するダンスカンパニー。これまでに12カ国40都市（エストニア、ルーマニア、香港、韓国等）で作品を招聘・上演。国内では、金沢21世紀美術館をはじめ全国の美術館で実験的に「体育」（からだを育む思想）を展示している。宮崎市に 「公立ではない公共」のコンテンポラリーダンス専用劇場（CandYシアター）を2019年3月に設立。横浜ダンスコレクション2008、2011、2012ファイナリスト。

大園康司と橋本規靖が主宰するダンスユニット。「ダンスの根源」を探ることをテーマに、普段の生活に根ざしたことにこそ、ダンスの身体の在り様があるのではないかと考え、日々作品創作に取り組む。第4回エルスール財団コンテンポラリーダンス部門新人賞受賞。これまでの主な作品に『The Sun』、『スーパースーハー』など。

松井ゆきみ主宰。JR山手駅に専用スタジオを構える。写真は幼少期から指導を受けている中心メンバーのTDKダンサーズ。松井が振付を担当している『野毛JAZZ de盆踊り』他、様々なイベントや舞台で活躍中。全員、ヨコハマコンペティションの入賞経験者。Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2018では近藤良平〈コンドルズ主宰〉が振付を担当した『レッド・シューズ』の普及活動を行うダンスマスターを松井と共に担う。

ミア・カバルフィンとロサム・プルデンシャド・ジュニアは、フィリピンのマニラに拠点を置くダンスアーティスト。 2012 年の京都芸術センターのアーティスト・イン・レジデンスから共同での活動を開始。フィリピンのコンテポラリーダンス界で意識的にデュオ作品を創作する数少ないアーティストでもある。社会心理学的なテーマに貫かれた彼らの実践は、既存の劇場空間を抜け出し、サイトスペシフィック、マルチメディア、実験的なムーブメントといった表現形式を探求することに重きを置く。最近では遊工房アートスペース（東京）でのレンジデンスプログラム（2019年7月～8月）に参加し、2020年1月～3月のトーキョーアーツアンドスペース（TOKAS）のリサーチ・レジデンス・プログラムに選出された。ロサム・プルデンシャド・ジュニアは、横浜ダンスコレクション2009にて、若手振付家のための在日フランス大使館賞を受賞している。