※18:30~ トーク、19:00~ パフォーマンス 「dancer」ではなく「mover」。従来のダンスのスタイルに収まらないユニークなムーブメントのボキャブラリーを持つダンサーたちを、梅田は敢えてコンテンポラリーダンスの枠組にはめ込むことをせず、「ムーバー」と名付けた。「Movers Platform」は、既存の振付美学から離れて自身の個性を追求するムーバーたちの魅力が最大限に発揮されるように、梅田がディレクターとして全体を構成。4回目となる今回は、台湾、香港、韓国、ギリシャのムーバーも参加する。多様な地域の文化・伝統に養われた身体性から生まれるムーブメントの共演は、現代社会の多様性と地域の固有性を同時に示し、リアルな現代を提示する。
PROGRAM
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Movers Platform #4
ムーバーズ・プラットフォーム #4
- 12.02 [Sat] 18:30
- 12.04 [Mon] 18:30
@象の鼻テラス
- ディレクション・キュレーション: 梅田宏明
- 出演: Wang Ning, Wang Chu Hua, Lo Kingsan, Yuen Sam, Bae Somi, Haris Hatziandreou, AYUMI, 中村 優希, 鈴木 夢生, YULI
- 協力: Thinkers’ Studio(台湾)、WestK(香港)、Connected A(韓国)、DAN.C.CE UNITIVA(ギリシャ)
- 助成: EU・ジャパンフェスト日本委員会、National Culture and Arts Foundation(台湾)
©Tarumi Aya
梅田宏明
東京都出身の振付家、ダンサー、ビジュアル・アーティスト。写真を学んだ後に身体表現に関心を広げ、特定のメソッドにとらわれずに視覚芸術やデジタル表現も取り入れた領域横断的なダンスアートを独自に追求。2000年から作品の発表を開始し、2002年横浜ダンスコレクションで上演した『while going to a condition』が国際的に評価され、フランスをはじめ現在まで世界の40ヶ国、150以上の都市でパフォーマンス作品や身体感覚にフォーカスしたインスタレーション作品を発表している。サウンド、映像、照明デザインも手がけ、独創的なムーブメントとデジタルテクノロジーが融合する梅田の作品は、ビジュアルアートの文脈でも高く評価されている。
2022年4月に日本を代表するダンス拠点のひとつである横浜赤レンガ倉庫1号館の初代横浜赤レンガ倉庫1号館振付家に就任し、新たな発想でダンスの創作、上演、普及の活動を行う。