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「若手振付家の発掘・育成」と「コンテンポラリーダンスの普及」を目指して1996年にスタートした「横浜ダンスコレクション」。このフェスティバルの基軸であるコンペティションは、時代を共有して身体と表現に新たな視線を向けるアーティストによる「振付」の独自性に価値を置いています。
22 回目を迎える2017 年開催では、横浜美術館と連携して、2016 年10 月~ 12月まで横浜美術館で開催の企画展「BODY / PLAY / POLITICS」と共通テーマで、世界的に活躍するアーティストによる作品上演や、アジアのダンスフェスティバルとの協働プロジェクトをもう一つの基軸に、アジアのダンスプラットフォームとして、多彩なプログラムを開催します。

身体に潜むコミュニティや社会のアイデンティティ、いにしえからの慣習や宗教観に影響される価値観や美意識、まだ言葉にすらできない未来への意識等によって形づくられる振る舞い、そしてそれらからの逸脱を試みる新たな視点。エロスとタナトスを超越し生命の根源を探求するダミアン・ジャレ(振付家)と名和晃平(彫刻家)による『VESSEL yokohama』、マージナルな身体を取り上げ社会的、文化的な境界を往還するアイサ・ホクソン(振付家)の『HOST』、現代社会の問題を観客に直接問いかける作品の数々で、演劇とは何か、ダンスとは何なのか、探求を続ける多田淳之介(演出家)による新作等で構成されます。また、横浜美術館「BODY / PLAY / POLITICS」展と連携し、ダンスと美術の両面から身体が生み出す表現を掘り下げます。

OUTLINE | 開催概要

会 期:
2017年1月26日(木)~2月19日(日) 計25日間
会 場:
横浜赤レンガ倉庫1号館全館及び屋外広場、横浜にぎわい座 のげシャーレ
主 催:
横浜赤レンガ倉庫1号館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]
共 催:
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、横浜にぎわい座[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]
助 成:
平成28年度文化庁国際芸術交流支援事業
プロジェクト・パートナー:
横浜美術館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]
提 携:
国際舞台芸術ミーティング in 横浜2017実行委員会、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、ダンス保育園 ! ! 実行委員会、MASDANZA、Seoul Performing Arts Festival、M1 CONTACT Contemporary Dance Festival、福岡ダンスフリンジフェスティバル、第50回アジア開発銀行年次総会横浜開催連携事業
協 賛:
株式会社資生堂、キリンビールマーケティング株式会社横浜支社、株式会社JVCKENWOOD、ヤマハサウンドシステム株式会社
協 力:
急な坂スタジオ、STスポット、株式会社JSS、城崎国際アートセンター(豊岡市)、EU・ジャパンフェスト日本委員会
後 援:
新書館「ダンスマガジン」、中華人民共和国駐日本国大使館文化部、駐日フィリピン共和国大使館、駐日韓国大使館 韓国文化院、駐日マレーシア大使館、シンガポール共和国大使館、台北駐日經濟文化代表處橫濱分處、横浜市文化観光局

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