PROGRAM
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Dance Cross + Asian Selection

ダンスクロス + アジアセレクション

「ダンスクロス」は、横浜ダンスコレクションにおける「若手振付家のための在日フランス大使館賞」受賞者のフランスレジデンスおよび成果発表をはじめ、日仏の振付家支援プログラムとして、2007年よりアンスティチュ・フランセ日本および横浜とのパートナーシップにより実施されています。
「アジアセレクション」は、横浜ダンスコレクションを通じて、国内外で活躍する振付家が、アジアのパートナーと共にレジデンスや作品制作を行うプログラムです。2017年は、韓国「Seoul Performing Arts Festival」との協働、またシンガポール「M1 CONTACT」との協働による作品上演を行います。

  • 2.2 [thu] 19:30川村美紀子A / 奥野美和 × ツオ・ツーハオ Kawamura Mikiko  Okuno Miwa x Zhuo Zihao
  • 2.3 [fri] 19:30川村美紀子A / 高橋萌登 × ユン・ボラム Kawamura Mikiko  Takahashi Moto x Jun Boram
  • 2.4 [sat] 16:00川村美紀子B / 奥野美和 × ツオ・ツーハオ Kawamura Mikiko  Okuno Miwa x Zhuo Zihao
  • 2.5 [sun] 16:00川村美紀子B / 高橋萌登 × ユン・ボラム / 田村興一郎 Kawamura Mikiko  Takahashi Moto x Jun Boram / Tamura Koichiro
@横浜赤レンガ倉庫1号館 3FホールYokohama Red Brick Warehouse No.1 3rd floor hall

2.2 [thu] – 2.5 [sun]

川村美紀子Kawamura Mikiko

横浜ダンスコレクションEX 2011にてコンペティションⅡ「最優秀新人賞」を受賞。2015年にはコンペティションⅠで「審査員賞」、「若手振付家のための在日フランス大使館賞」をダブル受賞。受賞作品である『インナーマミー』、フランスでのレジデンスプログラムにて制作・発表した『地獄に咲く花』を上演。

  • 協賛:
  • 協賛:
© 塚田洋一

Program A

2.2 [thu], 2.3 [fri]

「インナーマミー」“Inner Mommy”

  • 振付:川村美紀子
  • 出演:亀頭可奈恵、後藤海春、永野沙紀、川村美紀子
  • Choreography: Kawamura Mikiko
  • Performance:Kamegashira Kanae, Gotoh Miharu, Nagano Saki, Kawamura Mikiko

Program B

2.4 [sat], 2.5 [sun]

「地獄に咲く花」(日本初演)“LA FLEUR ÉCLÔT EN ENFER”(Japan Premiere)

  • 振付・出演:川村美紀子
  • Choreography and Performance: Kawamura Mikiko
ダミアン・ジャレ Damien Jalet© K.Kajiyama

川村美紀子 © Kawamura Mikiko

1990年生まれ、16歳からダンスを始める。日本女子体育大学(舞踊学専攻)卒業。2011年より本格的に作品創りに取り組み、『へびの心臓』(2012)、『まぼろしの夜明け』(2015)等を発表。「どこからかの惑星から落下してきたようなダンス界のアンファン・テリブル」(Dance New Air 2014/石井達朗氏)とも紹介されるその活動は、劇場にとどまらず、屋外やライブイベントでのパフォーマンス、映像制作、弾き語りライブ、自作品の音楽制作、レース編みなど、表現活動を多彩に展開。2013-16年度(公財)セゾン文化財団ジュニア・フェロー。

2.2 [thu] , 2.4 [sat]

奥野美和 × ツオ・ツーハオOkuno Miwa x Zhuo Zihao

シンガポールを代表するダンスカンパニー、T.H.E.Dance Comapnyにてアソシエイト・アーティストを務めるツオ・ツーハオと横浜ダンスコレクションEX2013にて受賞後、国内外で活躍する奥野美和による共同制作。

© bozzo
“Silences We Are Familiar With” by T.H.E Dance Company, originally commissioned for the Esplanade da:ns Festival 2012.
© Wu Yi-Chun

「自我の辺鄙」(日本初演)

「Obscurity of Self」(Japan Premiere)

  • 振付・演出・映像・衣装:奥野美和、ツオ・ツーハオ
  • 出演:ツオ・ツーハオ
  • Choreography, Performance:Okuno Miwa x Zhuo Zihao
ダミアン・ジャレ Damien Jalet

奥野美和 Okuno Miwa

N///K主催。横浜ダンスコレクション2013にて「若手振付家のための在日フランス大使館賞」「MASDANZA賞」、同年インターナショナル・コンテンポラリーダンス・フェスティバルMASDANZAに招聘され「審査員賞」を受賞後、スペイン、パナマ、シンガポール、マレーシア、韓国等のダンスフェスティバルに参加。現在、東京藝術大学大学院美術研究科先端藝術専攻に在籍し身体芸術の可能性を探求する。

ツオ・ツーハオ

ツオ・ツーハオ Zhuo Zihao

ダンサー・振付家。シンガポールのラサール芸術大学と香港演芸学院でコンテンポラリーダンスを学ぶ。オデッセイ・ダンスシアターのレジデント・アーティストを経験。T.H.Eダンスカンパニー創設メンバーとして、2008年創設以来の全作品に出演。2012年、シンガポール芸術協会より「若手アーティスト賞」を受賞。2016年ダンスアーティストとして独立し、T.H.Eダンスカンパニーのアソシエイト・アーティストに指名される。

2.3 [fri] , 2.5 [sun]

高橋萌登 × ユン・ボラムTakahashi Moto x Jun Boram

韓国最大級のSeoul Performing Arts Festivalのコンペティション・ソウルダンスコレクションの受賞振付家ユン・ボラムと横浜ダンスコレクション2016から選出された高橋萌登がソウルと城崎、横浜を巡り、共同制作に挑む。

© 塚田洋一

「Coincidance in Between」(日本初演)

(Japan Premiere)

  • 振付・出演:高橋萌登 × ユン・ボラム
  • Choreography, Performance:Takahashi Moto, Jun Boram
ダミアン・ジャレ Damien Jalet

高橋萌登 Takahashi Moto

長野県出身、幼少よりクラシックバレエを始め、大学在学中にソロやデュオ作品を発表。 2011年よりKENTARO!!主宰の東京ELECTROCK STAIRSのメンバーとして国内外の公演に出演。 近年はパリ、フィレンツェ、モンペリエなど海外ダンスフェスティバルより招聘。横浜ダンスコレクション2016ではファイナリスト選出、「まどろみのしろ」を上演した。

ツオ・ツーハオ

ユン・ボラム Jun Boram

ソンギュングァン大学を卒業後、Arzidダンスカンパニーにダンサーとして参加。近年は、一般的な所作と運動のあわいに着目し、直接的な動作や多様性との遭遇を探求する。動作に明らかな動機があることを志向している。2015年ソウルダンスコレクション受賞振付家。

2.5 [sun]

田村興一郎(2016年コンペティションII最優秀新人賞)Tamura Kouichiro

「Yard」

  • 演出・振付:田村興一郎
  • ドラマトゥルグ:近藤千紘
  • 演出助手:長峯巧弥
  • 出演:山本梨乃、田村興一郎
  • Direction, Choreography: Tamura Koichiro
  • Dramaturge:Kondo Chihiro
  • Direction Assistant:Nagamine Takuya
  • Performance:Yamamoto Rino, Tamura Koichiro
田村興一郎© 西純之助

田村興一郎 Tamura Koichiro

1992年新潟県生まれ。京都造形芸術大学でダンスを学ぶ。在学中に自身の創作活動を始めるため、<Dance Project Revo>を立ち上げ、現代を吸収してオリジナルな振付け作品作りを追求する。また、誰もがダンスを楽しめることを目指す<ムロタムラ>では関西地域の福祉施設や保育所を訪ね、ダンスを発表したり教える活動を行っている。