PROGRAM
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敷地 理+イ・ソヒョン『unisex #01』

ダンスクロス

YDC2021 『Juicy』 Photo:Sugawara Kota

※公演中止
横浜ダンスコレクション2020 コンペティションIで若手振付家のための在日フランス大使館賞を受賞した敷地理が、2021年6月から約3ヶ月間の滞在制作中にフランス拠点のアーティストSehyoung Leeと共同で制作した新作。磁力と曖昧な身体を考察する。全てのものにとても小さくても備わる肉感的な磁力。欠けているものを補完するように、外部のものに引きつけられていく。全身の周りをめぐるフラフープのようにかつて一つだったものが分かれていき、その間に観客を誘う。

  • 12.14 [Tue] 19:00
  • 12.15 [Wed] 19:00
@横浜にぎわい座 のげシャーレ
  • コンセプト・振付:敷地 理
  • サウンドデザイン:イ・ソヒョン
  • 出演:敷地 理、イ・ソヒョン
  • 協力:フランス国立ダンスセンター(CND)
敷地 理

敷地 理

振付家・ダンサー。東京藝術大学大学院修士課程修了。
全体を見る為にxを極限まで飛ばす。同様に臨界状態でクリアになる身体を敢えて曖昧にしようとする。その様な状況の中で、私達とそれを取り巻くものがより現実感を帯びて詩的になる時間を主題に制作を行う。主な作品発表に『happy ice-cream』(YDC2020 Comptetion Ⅰ)、『振動する固まり、ゆるんだ境界』(TPAM 2020 Fringe / 銀座蔦屋書店)、『blooming dots』(豊岡演劇祭2020フリンジ / CAF賞2020)など。

イ・ソヒョン

イ・ソヒョン

1993年ソウル生まれ、パリ在住。現在パリ国立高等美術学校在学中。世界と自分自身の間にあるものをスキーマ化する作品を制作、自身を取り巻く相補性を考察している。これまで、パリ グラン・パレで開催されたボリス・シャルマッツの『Happening tempête』(2021)など様々な作品に出演するほか、パリ国立高等美術学校jardin du directeurにてNoelia Portelaキュレーションによるグループ展Plant B (2021) に彫刻作品『Perma-』を、パリ国立高等美術学校の卒展とMaison populaireでのThomas Conchouキュレーションによるグループ展「No no fest」(2021)にてパフォーマンス、彫刻、音による作品『(Ici)divague』を発表している。