PROGRAM
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橋本ロマンス 『デビルダンス』(世界初演)

ダンスコネクション

前回のコンペティションⅡ最優秀新人賞受賞振付家による新作上演。ダブルビルとして、Aerowaves・城崎国際アートセンターとの共同企画として上演を予定していた、フィンランド拠点の振付家Jenna Jalonenによる作品上演は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う渡航制限のため、次回以降に延期します。

YDC2020 『サイクロン・クロニクル』 Photo:Oono Ryusuke

横浜ダンスコレクション2020 コンペティションIIで最優秀新人賞を受賞した橋本ロマンス。作品全体を貫く独自の美意識、文脈を分解・再構築し、ストーリーを提示する作風で観客を魅了している。新作『デビルダンス』は、自らの魂と引き換えに悪魔と契約する物語「ファウスト」と、死の恐怖に人々が半狂乱となって踊り狂う「ダンス・マカブル(死の舞踏)」がモチーフに含まれる。現在のような状況下、煮え立つような絶望の中で踊るということを見つめ直す意欲作。

  • 2.10 [wed] 17:00
  • 2.11 [thu] 17:00
@横浜にぎわい座 のげシャーレ
  • 振付・演出:橋本ロマンス
  • 出演:安部 萌、村井玲美<Organworks>、山田茉琳、橋本ロマンス
  • 衣裳製作:里見柚香
  • 音源編集:家富大地
  • レジデンス協力:Dance Base Yokohama
graphic: 6:13 AM (安部 萌)
橋本ロマンス

橋本ロマンス

1995年生まれ。東京都出身。コンセプチュアルな手法を用いながらも、ポップ/ストリートカルチャーの要素を取り込むことでアートファン以外にも訴える魅力を持つ同時代性の高いパフォーマンスを制作する。作品を構成する全要素に一貫した美意識、生まれ育った都市からインスパイアされるソリッドなヴィジュアルセンス、様々な文脈を分解しコラージュの如く再構築することで作品テーマを多面的に分析し、新たな仮定を提示するスタイルが特徴。SICF20 PLAY部門グランプリ(2019)、横浜ダンスコレクション2020 コンペティションII 最優秀新人賞受賞。