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PROGRAM
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コンペティションⅠ

CompetitionⅠ

5月9日(金)から6月24日(火)まで「ダンスをつくる人を募集します」をキャッチフレーズに国内外でオープンコール。このコンペティションは、振付家やダンサー等が構成・演出・技術のみならず新たな表現の可能性に挑む場であり、創造性に基づく対話・交流のプラットフォームです。

コンペティションⅠ:年齢に限らず公演実績がある振付家(応募者の単独公演でなくても可)が対象
今回は、18の国・地域を拠点に活動する計167組の応募から、映像・書類審査会を経て通過した8組が、ファイナリストとして作品上演します。

  • 11.29 [Sat] 15:00
  • 11.30 [Sun] 15:00
@横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール

11.29 [Sat]  15:00

宮 悠介 (日本)

『暁鶏-repetitions-』

Lim Ji Hoon イム・ジフン(韓国)

『私たちはベニヤ板の上で一日を過ごすことにした』

LAI Hung-chung ライ・ホン ジョン<HUNG DANCE>(台湾)

『Push and Pull』

Charly MINTYA チャーリー・ミンティア<ZAN'KORA>(カメルーン)

『Unspoken Queens』

11.30 [Sun]  15:00

阿部 真理亜(日本)

『Queen of Zoos』

神田 初音ファレル(日本)

『懺肉祭~希求消失夜想曲Ver.~』※「希求」に打ち消し線あり。

Guo Teng グォ・タン(中国)

『Consensus Gentium』

Wang Jiani and Feng Weidi ワン・ジャーニィ&フォン・ウェイディ(中国)

『Into Thin Air』

JURY | 審査員

岡見さえ(舞踊評論家、共立女子大学文芸学部教授)
木村絵理子(弘前れんが倉庫美術館 館長)
長塚圭史(劇作家、演出家、俳優、KAAT神奈川芸術劇場芸術監督)
浜野文雄(新書館「ダンスマガジン」編集委員)
康本雅子(ダンサー、振付家)
サンソン・シルヴァン(在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ 文化担当官)
カトリーヌ・ティケニス(フランス国立ダンスセンター(CN D)総合ディレクター)
セルジュ・ローラン( ヴァン クリーフ&アーペル ダンス&カルチャー プログラム ディレクター)
※アーキタンツ・アーティスト・サポート賞、穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 賞の審査員は、各団体の専門家が務めます。

※コンペティションⅠでの贈賞を予定していたMASDANZAですが、地方自治体の補助金が削減されたことを受け、今回は贈賞できないことになりました。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

審査員賞

翌年以降の「ヨコハマダンスコレクション」での上演及び賞金40万円(創作活動補助金)

若手振付家のための在日フランス大使館・ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ&アーペル賞

フランスでのレジデンスプログラム

アーキタンツ・アーティスト・サポート賞

スタジオ提供(クリエーション・サポート、ワーク・イン・プログレスの機会提供、ワークショップ開催)、クラスの無料受講などを相談の上、決定。

穂の国とよはし芸術劇場 PLAT 賞

穂の国とよはし芸術劇場 PLATでの滞在制作の機会を提供

宮 悠介(日本)

1998年生まれ。筑波大学大学院修了。圧倒的なリアル(身体)で仕掛けるはったり(夢、祈り、虚構)に人間としての根源的な欲求を見出し踊る。YDC2022コンペII最優秀新人賞。SAI2023ソロ部門First Prize。第13回エルスール財団新人賞。KCA2024 KCA京都賞&オーディエンス賞。stepM育成対象者。

Lim Ji Hoon イム・ジフン(韓国)

2020年Chung-Ang大学卒業
2017年U-DANCE「마구간(Horse and language section)」 振付
2017年 Choi Sang-chulダンスカンパニー公演「CHAOS」ダンサー
2019年 C2ダンスカンパニー公演「Khan」ソリスト
2019年 Chung-Ang大学卒業作品「어쩌다 어른 (An old man by chance)」振付
2022年 デュオダンスフェスティバル「일하는 사람들 (Worker)」振付
2023年 「간니 박동 GAN NI / BAK DONG」振付
2023年 「Worker」新進振付家

LAI Hung-chung ライ・ホン ジョン <HUNG DANCE>(台湾)

ライ・ホン・ジョンは台湾を代表する振付家の一人であり、2017年にHUNG DANCEを設立。『Birdy』『See You』『Push and Pull』では、太極拳と文化的記憶に形作られた動きを通して、力、緊張、集団性を探求している。『See You』はエディンバラ・フリンジフェスティバルとアデレード・フリンジフェスティバルで9つの五つ星レビューを獲得。彼の振付は東洋と西洋の哲学をしなやかに融合し、詩的で感情豊かな表現を生み出している。また、振付家同士を世界的に結びつけ、台湾とアジアの未来を世界へ広げる「the Stray Birds Dance Platform」も創設した。

Charly MINTYA チャーリー・ミンティア <ZAN'KORA>(カメルーン)

カメルーン出身のダンサーであり、ZAN’KORAダンスカンパニーの芸術監督兼振付家。コンテンポラリーダンス、アフリカンダンス、ヒップホップを軸に活動している。芸術活動にとどまらず、南チャドやドイツで難民を対象とした社会的意義のあるダンスプロジェクトも主導。『MINSISSIM』でパフォーマー兼振付家として「Choreography38 International Choreographic Competition Hannover 2024」のセミファイナリストに選出。また『UNSPOKEN QUEENS』でドイツ・シュトゥットガルトで開催された第29回国際ソロダンス振付劇場フェスティバル2025において振付部門第2位を受賞。

阿部 真理亜(日本)

場所に呼応し、言葉から立ち上がる身体を“みせもの”として立ち現すパフォーマンスを追求。環境と共鳴し変容し続ける人間の身体を観察し、サイトスペシフィックな空間や舞台での作品制作、企画プロデュース、映像ディレクションまで幅広く手がける。中性的なフォルム、長い四肢、触覚のような手先を生かした動きを特徴とし、舞台やアーティストのライブパフォーマンスにも多数出演。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。

神田初音ファレル(日本)

ダンサー・俳優・振付家・演出家・モデル・舞踏手。 コンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。振付家・演出家として『社会の窓』『懺肉祭』などの振付・演出作品を 16作品発表。 横浜ダンスコレクション2019 コンペティションII 奨励賞受賞。 かながわパフォーミングアーツアワード2024 グランプリ受賞。

Guo Teng グォ・タン(中国)

ローハンプトン大学にて振付で修士号(優等)を取得後、現在は韓国・クンミン大学の博士課程に在籍している。
代表作には、ロンドンのレゾリューション2020で上演された『Gender Creative』、コンウェイホールでの『It is』、エディンバラ芸術祭で発表された『The Circling』『The Chaos』を上演。近作の作品には『Mirror Moves』『Imbalance World』『Spare Bodies』『Silver』『In/visible』『Soul』がある。
内省的な深みと力強い身体表現を融合させ、動きを通して既存の枠組みを問い直すことを目指しており、コンテンポラリーダンスと批評的思考が交差する領域を探求している。

Wang Jiani and Feng Weidi ワン・ジャーニィ&フォン・ウェイディ(中国)

両者ともに上海戯劇学院卒業。 『Jiani & Huanhuan』は上海インターナショナル・ダンス・センター「YIP若手育成プラットフォーム」の委嘱作品。また、上海インターナショナル・ダンス・センター制作のアマチュア劇場「You You Vision」にも参加している。 『Sooner or later it will be over』は第8回ヤング・アーティスト・プラットフォーム・オブ・ダンス(YAPD)に選出された。さらに、広東・香港・マカオ大湾区ダンスフェスティバル・レジデンスプロジェクト「The Flowers of Ruin」にも出演している。