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PROGRAM
7

クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)『WAVES』


  • 12.13 [Sat] 15:00
@KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>

クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)Cloud Gate Dance Theatre of Taiwan

©LEE-Chia yeh

台湾を代表するコンテンポラリーダンスカンパニー、クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)の最新作『WAVES』が日本に初上陸。中国語圏で最初のコンテンポラリーダンスカンパニーとして創設され、50年以上の歴史を持つクラウド・ゲイト・ダンスシアターは、2020年にチェン・ゾンロン(鄭宗龍)が芸術監督に就任し、革新的な舞台を次々に発表しています。この『WAVES』は、アーティスト、コンポーザー、プログラマーの真鍋大度とのコラボレーションによって生まれた作品です。 作品では、波の概念を身体から発せられる動的エネルギーとして探求し、ダンス・音楽・映像の融合により、“見えない身体を想像する”新たな身体感覚の世界へと誘います。2023年の初演以降、2024年のヴェネチア・ビエンナーレ(ダンス部門)でも高い評価を得ている本作をどうぞお見逃しなく。

『WAVES』クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)チェン・ゾンロン(鄭宗龍)×真鍋大度

  • 振付・コンセプト: チェン・ゾンロン(鄭宗龍)
  • コンセプト・ビジュアル・音楽・プログラム: 真鍋大度
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  • 共催: 横浜国際舞台芸術ミーティング実行委員会
  • 共同招聘: ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、北九州芸術劇場、ヨコハマダンスコレクション(横浜赤レンガ倉庫1号館)
  • 助成: 台湾文化部、台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
  • 共同制作: 国家表演芸術中心、国家両庁院、台中国家歌劇院、衛武営国家芸術文化センター
©LEE-Chia yeh

クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)| Cloud Gate Dance Theatre of Taiwan

1973年、振付家のリン・フアイミン (林懷民)により、中国語圏で最初のコンテンポラリーダンスカンパニーとして設立。2020 年、チェン・ゾンロン(鄭宗龍)がリンの後を継いでアーティスティック・ディレクターに就任し、伝統に根ざした彼の創造的な作品と、デジタルとグローバル化した世界からの大胆で革新的な視点を融合させた。2023年、クラウド・ゲイト・ダンスシアターは50周年を迎えた。

©LEE Chia-yeh

チェン・ゾンロン(鄭宗龍)| CHENG Tsung-lung

2020 年に創設者であるリン・フアイミン (林懷民)の後を継ぎ、クラウド・ゲイト・ダンスシアターの芸術監督に就任。国内外で数々の賞を受賞し、世界中のカンパニーとコラボレーションしている。近年の作品には、路上での生活の経験に基づいた作品で、上演回数100回を超える『十三声』(2016 年)の他、アイスランドのミュージシャン、シガー・ロス(Sigur Rós)とのコラボレーションによる『Lunar Halo』(2019 年)は、Telegraph紙の「Best of 2023 Dance」の1 つに選ばれ、「インターネットが蔓延する21世紀を明るく、かつ物悲しく表現した作品」と評された。

©Akinori Ito

真鍋大度| Daito Manabe

1976 年東京生まれ。音楽家の両親のもと、音楽とプログラミングに親しんで育つ。DJ やジャズバンド活動を経て、東京理科大学で学んだ際にXenakis に影響を受け、音楽生成における数学的アプローチの研究を始め、これが後の創作活動の基盤となる。2006 年にライゾマティクスを設立。テクノロジーと身体表現の融合を探求し、リオ五輪閉会式のAR演出など革新的なプロジェクトへと発展。坂本龍一、Björk、Nosaj Thing、Squarepusher、Arca 等との協働も多数行い、その独創的なAudio Visual パフォーマンスは、Sonar Barcelona をはじめとする世界各地の国際フェスティバルで発表されている。近年は神経科学者との協働を通じて、培養神経細胞を用いたバイオフィードバックシステムなど、生命と機械を融合する作品を制作。現在はStudio Daito Manabe を主宰し、アート・テクノロジー・サイエンスを横断する表現を追求している。