横浜ソロ×デュオ<Compétition>+
(ヨコハマ・ソロ・デュオ・コンペティション・プラス)
受賞者決定! 日本、韓国、フィリピン。
「ソロ・デュオ・プラス」でアジアの新進振付家が躍動しました!
2000年からダンス創作の基本であるソロ・デュオに焦点をあて、広くアジアから発信するアーティストを対象に新進振付家を発掘・支援・育成することを目的とし、開催してきました。今回は125組の中から選ばれた14組が、4日間にわたり作品を発表。特に今回は韓国やフィリピンといったアジアの振付家が数多く参加しました。
厳選なる審査の結果、下記の振付家が各賞に輝きました!
若手振付家のための在日フランス大使館賞
※ソロ×デュオ部門から選出 |
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イ・ソンア |
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・フランス(パリ)での6ヶ月間の研修権利
・留学中のパリ日本文化会館での公演の権利
・次回以降の横浜ダンスコレクションRでの作品
発表の権利 |
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未来へ羽ばたく横浜賞 ※グループ部門から選出 |
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橘 ちあ |
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・横浜赤レンガ倉庫1号館での単独公演の権利
・次回以降の横浜ダンスコレクションRでの作品
発表の権利
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審査員賞 ※両部門から選出 |
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じゅんじゅん ドナ・ミランダ
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・次回以降の横浜ダンスコレクションRでの作品発表の権利 |
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横浜ソロ×デュオ<Compétition>+ <審査員>
- 三浦 雅士 (評論家)
- 伊東 順二
(美術評論家、富山大学芸術文化学部教授、長崎県美術館館長)
- 川崎 徹 (CMディレクター、演出家)
- 村上 香住子 (作家)
- ブリジット・プルセル (フランス大使館 文化アタッシェ)
- レベッカ・リー (レ・ラボラトワール・ドーベル・ヴェリエ マネージャー)
石川 洵 (財団法人横浜市芸術文化振興財団 横浜赤レンガ倉庫1号館館長)
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来日ディレクター
今年の横浜ダンスコレクションRには下記の海外ディレクターに来日して頂き、
参加振付家、そして国内ダンスディレクターの皆様との交流の場となりました。
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公演詳細
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グループ部門 |
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日程:2007年1月18日(木) |
19:00開演(18:30開場) |
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出場振付家:キミホ・ハルバート、橘ちあ、松室美香 |
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日程:2007年1月19日(金) |
19:00開演(18:30開場) |
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出場振付家:ユ・ジェーミ、中野ちぐさ、ホン・ヘジョン |
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ソロ×デュオ部門 |
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日程:2007年1月20日(土) |
15:00開演(14:30開場) |
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出場振付家:ホセ・ジェイ・B・クルス、ヤン・ヨンウン、太田ゆかり、木野彩子 |
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日程:2007年1月21日(日) |
15:00開演(14:30開場) |
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出場振付家:ドナ・ミランダ、ファン・ファンヒ、イ・ソンア、じゅんじゅん |
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料金 |
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前売: 一般3,000円(当日3,500円)、学生2,000円(当日2,500円) |
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4日間通し券:8,000円 *全席自由:ドリンク付 |
振付家プロフィール
ソロ×デュオ部門
Photo: Gari Buenavista |
ドナ・ミランダ (審査員賞)
振付作品:『Beneath polka-dotted skies』
カンパニーには所属せず、ダンス・アーティストとして、フィリピンで暮らす。フィリピン芸術専門高等学校、バレエ・フィリピネス、ほか、2005年には、コンテンポラリーダンスのためのウエブ・ヨーロッパ・スカラシップ・プログラムで専門的教育を受ける。修了後は、コンテンポラリーダンスとニューメディア、ファッション、フィジカルシアター、語り、サウンドなどを融合するプロジェクトを通して可能性を探求するマルチメディア・プロジェクトに意欲的に関わる。2000年、アナトミー・プロジェクトを通してマニラのコンテンポラリーダンス界の研究基盤を作るため、グリーン・パパイヤ・アート・プロジェクトを共同創設。 |
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ファン・ファンヒ
振付作品:『Trust you Trust Me !』
釜山芸術専門高等学校をモダンダンス専攻にて卒業。2003年、韓国芸術総合学校舞踊大学院4年課程を修了、2005年には韓国芸術総合学校舞踊大学院(専攻: ダンス・パフォーマンス)2年課程を修了、文学士修士号取得。現在、ドイツでミヒャ・プルッカーと協力。<L.D.P. Dance Company>の正規メンバー。韓国ダンス協会主催ダンスコンテスト 女性ソロの部で2等賞受賞。 |
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ホセ・ジェイ・B・クルス
振付作品:『GESTURES OF THE FLESH』
香港演藝学院協賛2006年香港ダンスフェスティバルに参加。また、ニューヨークのダンス・OMI・インターナショナル・コレクティブで奨学金を得て、今年8月に9人の国際的ダンサー達と参加。2003年、ミュージシャン、シンガー、俳優、詩人、器楽演奏家、ビジュアル・アーティストなどとのコラボレーションにより、ダンスの可能性を広げることに力点を置いた作品を発表する<Dancing Wounded Contemporary Dance Commune>を創設し、芸術監督兼振付家として活躍。今年8月、フィリピンのインディペンデント&コンテンポラリー・ダンスフェスティバル“Wi-FI Body”に参加。フィリピン、マニラのダンス界でより意欲的かつ多様なコンテンポラリーダンスを追求している。 |
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イ・ソンア (若手振付家のための在日フランス大使館賞)
振付作品:『Performing dream』
Han-Sung大学ダンス専攻を卒業後、韓国芸術総合学校舞踊大学院に入学。芸術専門士課程で学ぶ。2005年11月自身で振付を担当した“The Part of Me”を上演。 |
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ヤン・ヨンウン
振付作品:『Solo Movement』
2005年、世宗大学校にてダンス専攻課程を修了、文学士号取得。2005年より韓国芸術総合学校舞踊大学院、舞踊術修士号課程で学ぶ。2005年5月KNUA Choreography Troop作品 “休”(振付: Park Hyun Seok)、“circle ” (振付: Song Hae Young)にダンサーとして出演。11月には自身の作品 “Overlapped View”を発表。 |
Photo:
Jun Ishikawa |
じゅんじゅん (審査員賞)
振付作品:『瞬きの音』
動きに対する強い興味から、マイムを始め、そこからマイムを基盤にしたコンテンポラリーダンスを創出している。〈パフォーマンスシアター水と油〉設立メンバーで、結成の1995年から2006年まですべての公演に出演し、創作面では主に動きのパートを担当。時間と空間を操る優れた能力、ダンサーとして質の高いしなやかな動きで、高い評価を得ている。 |
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太田 ゆかり
振付作品:『Pulse』
幼少時にクラシックバレエを始める。その後、ジャズ・モダンダンス等の舞台活動を経て、1993年―1996年渡仏。ヨーロッパにてコンテンポラリーダンスを学ぶ。1997年より岩淵多喜子と活動を共にし、Dance Theatre LUDENS 設立メンバーとしてこれまでの全作品・国内外ツアーに参加。2003年より同カンパニーにて演出補佐を務める。2005年よりソロ活動開始。初ソロ作品“Pulse”にてJCDN主催「踊りに行くぜ!!vol.6」に参加、滋賀・静岡県にて上演する。2006年8月、2作目のソロ作品“Portrait”を上演。 |
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木野 彩子
振付作品:『ovo』
札幌生まれ。大学で舞踊教育学を専攻。卒業後は牧野京子の元で学びながらソロを中心に自らの状態と向き合った作品を創る踊子。“Edge”でソロ×デュオ<Compétition>財団賞を受賞。2004年より在研で渡仏。現在はロンドンでRussell
Maliphant Companyに所属しながら、自作の制作や音楽・美術とのコラボレーションを行う。根が寂しがりなので、身体について考える会やおそとパフォーマンスをはじめてみた。時々から回り。それもあり。 |
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グループ部門
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ユ・ジェーミ
振付作品:『ELASTIC』
ソウル芸術専門高等学校を経て、2002年韓国芸術総合学校(ソウル)を卒業。振付作品に“Elastic” “The eye lashes” “Empty Space” “for your eyes”- スイス、ローザンヌでのコンクール、小さなバリエーション部分 “Opening Performance” “Contact, Confusion, Continuation”がある。
また、ダンサーとして“Visual Point” 〈Sung-Soo Ahn pick-up group〉 “Feme Point” “Wonder land” 〈Sung-Soo Ahn pick-up group〉 “Pilgrim land”、南米ツアーに参加。 |
Photo:
Jung,Kwang jin |
ホン・ヘジョン
振付作品:『Time Warp』
現代社会のさまざまなエピソードを通した快い笑いで強力なメッセージを伝えている。ソウル芸術専門高等学校を卒業後、世宗大学校のダンス部門で文学士号および修士号を取得、現在、同大学の博士号課程で学ぶ。2003年アジアン・アーツ・マート(シンガポール)に招待され、“Day after day”を発表、 “Sunflowers”(MODAFE後援)。2004年“Hybrid”、 2005年 “Femme Fatale Trilogy by Condores & Hong Dance Company” ダンス・セレクションとソウル国際ダンスフェスティバルの共同委託制作。国際交流基金(日本)が東京とソウルで主催。セッションハウス(東京)にも招待される。2006年評論家が選んだヤングアーティストのためのダンスフェスティバルにて“Time Warp”を発表。アジア文化フェスティバル(ニューヨーク)にも招待される。 |
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キミホ・ハルバート
振付作品:『Inbetween Realities』
岸辺光代のもとでバレエを学ぶ。1991年、アントワープ・バレエスクール(ベルギー)。1994年、コロラド・バレエ(米国)。1997年、新国立劇場バレエ団に入団。同時に若いダンサーのために振付を始める。2001年、<Unit KIMIHO>を創設、青山劇場で開催される「ダンスノエル」に毎年参加する。作品: ”TCBY”、”Vision of Energy”、”Branches of Sorrow and Love”ほか。
振付: “Eve’s Silma” (2004年)、”White as Snow, As Red as an Apple” (2006年) <日本バレエ協会>。”Fairies in a Midsummer Night Dream” (2005年) <新国立劇場バレエ団練習生>。”In between Realities” (2006年3月) <Unit KIMIHO>、第5回韓国ダンスコンテスト(韓国、ソウル)。 |
Photo:
Hiroshi Katayose |
橘 ちあ (未来へ羽ばたく横浜賞)
振付作品:『Table Time』
上智大学文学部新聞学科卒業後、渡英。Bretton Hall College、London Contemporary Dance School、Laban Centreにて、コレオグラフィー、コンテンポラリーダンスを学ぶ。帰国後、様々な国籍、ジャンルのダンサーらと国内外で作品を発表する中、2005年、<Яichal Dance Art Museum>結成。現在はAngelR Ballet Studioにて講師を務める傍ら、アート、ダンス、即興をテーマに、ジャンルの枠を超え創作活動を行っている。 |
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中野 ちぐさ
振付作品:『Watch』
子供の頃、TVでバレエを見てバレエを始めた。田舎の教育大で美術教員の資格を取得後、たまたま受かった劇団四季に入団。退団後P・ドゥクフレのミュージカルに出るまでは、自分がコンテの世界に関ったり、創作するなど想像した事もなかった。2000より活動開始。2005年、第13回埼玉国際創作舞踊コンクール奨励賞受賞。 |
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松室 美香
振付作品:『影絵』
2002年金森穣演出振付“nomadicproject ”、パリ・ブタベスト公演に出演した後2004年に所属しNY・カナダ海外公演、国内ツアーに参加。2005年フリーとなり9月美術作家高嶺格・演出舞台作品に振付、ダンサーとしてメディアアーティスト前林明次らと共演し2006年ギャラリーにて2日間3回公演“GAGA空間パフォーマンス”を演出・構成・振付、独自の美術作品を展示。“萌”“螺子”“淫爛漫”と内容全てが異なるパフォーマンスを女性7人で挑戦している。 |
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